水辺で遊ぶ2羽の小鳥モチーフのスターリングシルバーのブローチです。小鳥のボディや水面の様子など繊細な彫刻で、扇型もインパクトがあります。 日本開国以来、日本の工芸が広く西欧に紹介されて英国シルバーの世界にも日本の伝統的なモチーフ、蝶、飛翔する鳥、竹、桜などのデザインが取り入れられていきました。1870年代前半の英国のジャポニズム取り込みが盛んで1880年代後半には日本趣味の大流行となりました。 こちらのブローチは、扇型がまさにジャパニズムそのもので、そこに水辺の鳥や植物がより一層東洋の雰囲気を高めています。 裏面には、ブリティッシュホールマークなどがありません。デートレターがないので、制作年を特定できませんが、繊細な手仕事やジャポニズムモチーフ、ブローチの形状などから、また同じモチーフのスターリングシルバーのブローチなどと比べて、ヴィクトリアン後期のものだと思います。 こちらはアンティーク品です。古いものがお好きな方、また興味のある方にご理解頂きますようお願いします。 皿立ては含みません。 サイズ 直径　2.9㎝　最大厚み（ピン含まず）3.5㎜　重さ　6g #イギリス #アンティーク #ヴィクトリアン #スターリングシルバー #小鳥 #水辺 #ジャポニズム #ブローチ #扇型